グリーンルーフにおけるジオシンセティックスの活用
屋上緑化(グリーンルーフ)におけるジオシンセティックの使用について論じることは、変化を起こし世界的な環境の改善に貢献する機会を論じることにほかならない。生態系に対する責任について、そして環境問題についての意識醸成の必要性が高まるなか、グリーンルーフの理念は確実に広がっている。起源前11世紀末に造られたとされるバビロンの空中庭園は、世界で初めての屋上緑化の事例だと考えられる。そして現在、このコンセプトは、より良い方向への進化を実現している。現代的なグリーンルーフが初めて開発されたのは1960年のドイツであり、それ以降、まず欧州諸国、さらには全世界へと拡大していった。Read More
テンサーがアトランティック・トラックと提携
土木工事・鉄道建設用のジオグリッド エンジニアード ソリューション分野におけるグローバルリーダーであるテンサー・コーポレーションが、特殊軌道のメーカーであり高品質の軌道材料のサプライヤーとしても事業展開するアトランティック・トラック社との提携を発表した。両社が目指すのは、鉄道所有者を対象に、鉄道用部品の耐用年数の長期化に貢献することだ。Read More
Q&A
GMAテクライン
T字型の継ぎ目部分について
GMAテクラインでの質問:3枚のジオメンブレンパネルのT型の交差部について質問したい。これまでの自分の経験では、このような交差部すべてでパッチによる修復が必要だった。しかし、ある最近のプロジェクトでは、こうした交差部をそのまま融接した。垂直方向の継ぎ目の完成前には、最初の継ぎ目で通気試験を完了した。そして垂直継ぎ目の完成後、この継ぎ目の通気試験も行い、結果は合格だった。私が懸念するのは、3枚のパネルを一度に融着しており、融着部が溶接済みの材料と交差するため、2つの継ぎ目が交わるエリアに、ジオメンブレンの他の部分ほどの強度や耐久性がないのではないかという問題だ。上記の点について、ご存じのことやご経験があれば、教えていただきたい。
ジオメンブレンの適切な品質管理方法
ジオメンブレンは、埋立地、鉱滓ダム、排水処理施設の重要な構成要素であり、廃棄物と環境とを隔てるバリアの役割を果たしている。そこで重要なのは、ジオメンブレンの品質管理を適切に実行することで、ライナーが最高の水準で機能し、その後何年も性能を確実に維持できるようにすることである。
8/9月号の紹介
ウィックドレーンを用いた地盤改良における建設上の考慮事項:レイニー・リバー鉱山(カナダ オンタリオ州)で行われた大規模な鉱山廃棄物ストックパイル建設におけるウィックドレインの使用事例を紹介する。
グリーンルーフにおけるジオシンセティックスの活用:3タイプのグリーンルーフカバー、そのメンテナンス、環境面でのメリット、考慮すべき設計基準、ジオシンセティックスの利点について説明する。
ジオグリッドを用いた丘陵斜面での補強土壁建設:道路の拡張のため、ジオグリッドを取り入れたMSE壁を施工したホンジュラスでのプロジェクトについて解説する。
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ウィラコーチー・インダストリアル・ファブリックス社が、新規のジオテキスタイル生産ラインに資金を投入
レーベン・エンジニアード・フィルムズが、バイアフレックスに社名変更
ジオインスティテュートが、新理事2名を指名
タイタン・エンバイロメンタル社が、米国に新施設を建設
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