ETFEが実現した、通年での熱的快適性
通常は東南アジア(赤道から10度ほど北)に生息する動植物を、北緯52度に位置し、冬季には平均で摂氏4.5度の外気温にさらされる建物で飼育・栽培するには、どうすればいいのだろうか? この難題に直面したのが、ポーランドのウッチにある動物園だ。同園では、パビリオンや鳥小屋そして多様な種を収容可能な水族館で構成される蛇行する拡張施設「オリエンタリウム」が新たに追加された。 続きを読む
テキスタイルを用いた効果的な公共空間/私的空間づくり
ジェイン・ジェイコブズは、社会に大きな影響と変化をもたらした1961年の著作『アメリカ大都市の死と生』で知られる偉大な都市評論家だ。彼女によると、公共空間の成功を左右しうる反復可能な要素が数多くあり、とりわけ、彼女の言う「効果的な都市ネイバーフッド計画の4つの柱」それぞれの側面を含んでいれば、どのようなネイバーフッドも心地よいものとみなされる(そして結果的に成功し、活気を保つ)としている。 続きを読む
創造性を保つこととシェードセイルの仕事
アンドレア・リンと話をすれば、5分もしないうちに、シェードセイルへの真摯な熱意を理解できるはずだ。だからこそ業界での10年間のキャリアを持つ彼女の回想には驚きを感じる。「この仕事に就いたときの私は、いわばすべてがバラ色に見える眼鏡をかけた状態だった。これまでの歩みには大きな価値があったが、自分が直面する困難をすべて予想できていたとしたら、この仕事を選んでいたかどうかわからない」とアンドレアは述べている。 続きを読む
ケミカルリサイクリングは、繊維廃棄物問題の解決策となるか
繊維・アパレル業界による環境への悪影響が広く知られ理解されるようになった現在、より環境に優しい業界をテキスタイルのリサイクルを通じて実現しようとする多大な努力への注目度は、きわめて高くなっている。 続きを読む
宇宙用インフレータブル居住空間のテストが進行中
月面用ならびに地球低軌道(LEO)用のインフレータブル居住空間の開発が進んでいる。シエラ・スペース社とブルー・オリジン社は、いずれも世界初の商用宇宙ステーションであるオービタル・リーフの開発に関わる企業だ。2031年に国際宇宙ステーション(ISS)の運用終了が予定されているため、オービタル・リーフについては、2030年までの運用のスタートが目標となっている。 続きを読む
ATAが、リーダーシップアカデミーを立ち上げ
アドバンスト テキスタイルズ協会(ATA)はこのたび、テキスタイル業界において、卓越したリーダーシップを新たな形で醸成すべく、ATAリーダーシップアカデミーをスタートした。この包括的リーダーシップ開発プログラムは、規模を問わずすべてのATAメンバー企業を対象とし、各種のトレーニングオプションと共に、あらゆるレベルのプロフェッショナルに高度なトレーニングを提供する。 続きを読む
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