異例の1年を振り返って
今後のニューノーマルに備えるべく、昨年からの激動を考察する。
by Janet Preus
2020年の3月11日にWHOは、COVID-19の流行はパンデミックと判断できると発表した。これを受けて多くの最終製品メーカーが素早い「方向転換」を行いフェイスマスクその他のPPEの製造を開始することで、営業を継続し、従業員の雇用を維持し、需要が指数関数的に増加する見込みの製品を供給することになった。 Read more
メッセフランクフルトが主要な見本市を2022年まで延期
2020年9月にメッセフランクフルトは、2021年第1四半期中はドイツ国内で対面型イベントを行わないことを決定した。その後、顧客との協議を経て、4月と5月に予定していた海外での対面型見本市についても延期を発表した。 Read more
電磁波をブロックするMXeneを用いたファブリック
ドレクセル大学が、ほぼあらゆる電磁波をブロックする生地「ファラデーファブリック」を開発した。活用が期待される用途として、ウェアラブル機器の干渉防止や、潜在的に危険な放射線からの人体の保護などがあげられる。 Read more
Photo: Drexel University
クローズドループの繊維リサイクルを目指すパートナーシップ
スイスの流体エンジニアリング企業スルザー社が、H&Mグループならびにウォーン・アゲイン・テクノロジーズと提携し、クローズドループ式のテキスタイルリサイクル技術の開発を進めていることを明らかにした。同社の説明によると、これまでのケミカルリサイクリング手法は、使われなくなったテキスタイルや衣類のごく一部にしか適用されていなかった。 Read more
汗をウェアラブル機器用の電力に換える可能性を秘める吸収性フィルム
シンガポール国立大学の研究チームが、汗を吸収するだけでなく、その水分から電力を発生させウェアラブル機器に供給するポテンシャルのある新型フィルム材を開発した。このフィルムは、既存の素材の15倍優れた吸湿力を発揮するよう設計されている。 Read more
汗を吸収するフィルムを用いたインソール。水分を吸収すると、色がブルーからピンクに変化する。Photo: National University of Singapore
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