永久凍土地域でのNPAジオセルを用いた鉄道修復
チャーチル市は、カナダのマニトバ州北部のハドソン湾に面する港湾都市である。最も近い自治体は、坑道延先がある南方のギラム村だが、それも252 km離れている。チャーチルへの唯一の陸上交通手段であるハドソン・ベイ鉄道は、1929年に完成した。この単線の線路は、港にとって不可欠な役割を休むことなく果たしてきたが、然るべき時期に保守や改修が行われなかったことで損傷が見られ、サービスの中断や、結果的に保守費用が余分にかかるといった問題を招いている。筆者たちは2016年5月に現場を視察し、線路の状態の評価を行うと同時に、バラスト/サブバラスト材料の横方向への広がりを抑え凍結した地盤を保護するための、高強度ジオセルを用いた補強を行うことを提言した。Read more
高品質の埋立地カバーをどう選ぶか
埋立地カバーを購入するときは、単に材料を選べばよいというわけにはいかない。紫外線や埋立セルの粗い面に対応できる材料を選択することは言うまでもなく重要だが、ポリマーの適切性以外にも、製品やメーカーのサービスについて考慮すべきポイントはいくつかある。Read more
6/7月号の紹介
ジオセルを用いた凍土の鉄道工事:カナダの永久凍土地域における損傷した鉄道の修理では、ジオセルが活用された。 ジオシンセティックスによる処分場補強:ジオシンセティックスが可能にした、埋立処分場の垂直方向の拡大プロジェクト。 ジオテキスタイルチューブを用いたスラッジ排水:スラッジの排水用手段としてジオテキスタイルのチューブが選択された、ブラジルの下水処理プラントの事例を紹介する。
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