国連の持続可能な開発目標に対するジオシンセティックスの貢献
国際ジオシンセティックス学会(IGS)では、国連が定めた17の持続可能な開発目標(SDG)を、人々の生活を改善し環境を保護するために各国が力を合わせることを求める行動喚起であると考えている。気候変動への対応から、ジェンダー平等、責任ある生産、さらには世界中での平和と公正の推進に至るまで、SDGの範囲は広く、かつ大胆である。IGSは、「すべての人にとって、より良く、より持続可能な未来を達成」しようとするこの国連の意欲的な青写真を多くの点で共有している。ジオシンセティックを適切に活用すれば、資源の保全、クリーンな水へのアクセス、排出量の削減、気候変動、その他の環境問題といった点で、SDGに大きく貢献することが可能である。
モジュール方式によるジオシンセティックス工事の利点
本記事では、ジオシンセティックスでのモジュール方式の利用について解説する。この方式を用いることで、ジオシンセティックスにおいても、建築物でのモジュール工法と同様のメリットを得られる。例えば、工場で加工済みのジオメンブレンの敷設は、敷地工事と同時に進めることができるので、従来の現場加工方式と比べて半分程度の時間でプロジェクトを完了させることも可能になる。Read more
プレスト・ジオシステムズ社による道路下へのGEOWEBジオセルの設置
タスマニア州の州都ホバートの南方にあるハオン・バレー・カウンシルは、オーストラリア最南端の地方自治体である。ハオン・バレーのエスペランス・コースト・ロードでは、道路に変形や割れ、端部の破損といった劣化の兆候が生じていた。カウンシルはこの問題を軽減すべく、コンサルティング会社であるピット&シェリーに、特にハオン・ハイウェーとポリス・ポイント・ロード間のセクションに重点を置いた舗装の調査を依頼した。Read more
4/5月号の紹介
モジュール方式によるジオシンセティックス工事の利点:工場加工済みのジオメンブレンを用いた場合、敷地工事と同時に敷設を進めることが可能だ。
堆積物保持装置—パート2:法先SRDでのベンチ規模ならびに大規模での評価について。
落石防護堤の設計方法:落石防護堤(RPE)は、人や構造物ならびにインフラを落石事象から保護する安全な手法であることが判明している。Read more
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