デジタル技術革新とファブリック構造物
この10~15年間、設計・建設関連の報道では、CNC(コンピュータ数値制御)と3Dデジタル技術に基づくファブリケーションが大きく取り上げられてきたが、一方、建築用ファブリック業界では、別のある技術革命が静かに進行してきた。コンピュータを用いたデジタルパターニングと柔軟な複合材(PVCコーティングラミネートやPTFEコーティングポリエステル)にも対応する正確なカッティングを特徴とするこのデジタル革命は、世界各地のさまざまな規模のショップにおいて、オーニングやキャノピーそしてファブリック構造物の加工方法を大きく変えた。 Read more
経験と着想に基づく変化への対応力
2020年の夏、スコット・サザーランドは過去最高の売上を達成していたが、一方で予想もしなかった問題に見舞われていた。テントを作るために必要なアルミニウムや生地、さらにほぼあらゆる部品が不足してしまったのだ。パンデミックにより、イベントテント業界は大変動に見舞われた。そして、以前のウェディングやフェスティバルといったイベントの代わりに、学校や病院でのテントの需要が高まった。その一方で、サプライチェーンは混乱状態に陥っていたのである。 Read more
ロンドンの米国大使館が、高エネルギー効率設計により賞を獲得
高層ビルおよび都市サステナビリティの分野における重要な国際機関である高層ビル・都市居住協議会(CTBUH)が、ロンドンで新築された米国大使館を、100メートル以下の最優秀高層建築物カテゴリーにおける2020年のアワード・オブ・エクセレンスに選出した。 Read more
非対面化する世界における販売と購入
新型コロナウイルスワクチン接種の広がりにより、2021年の景気改善が見込まれている。だが、スペシャルティファブリック業界でも他業界でも、2020年のパンデミックがビジネス慣行に及ぼした影響が、特に販売・購入に関して持続しており、多くの企業が自社のプロセスを見直す結果となっている。 Read more
テラス席を保護するリトラクタブルシェード
旧モンタナ・パワー社ビルの1階にあるモンタナ・ブリューイングは、当時カナダのあちこちに誕生した小規模のブリューパブの中でも最も早くオープンした店であった。モンタナ州ビリングス初の醸造会社である同社は、1994年に同市ダウンタウンの歴史地区の目抜き通りに店舗を構えた。 Read more
シェード市場の好調と今後
シェードFLA社のオーナー兼セールスマネージャーであるマルグリット・ラモスは、シェードはあらゆる人の脳裏にあるオプションだという。マイアミに本社を置く同社は、オーニングやキャノピーからリトラクタブルルーフそして張力セイルまで、幅広いシェード製品の設計と設置を手掛ける。最近、同社では電話が鳴りやまない状況となっている。 Read more
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