不織布の命を守る役割とその将来
不織布市場の今後について、専門家も議論を繰り広げている。
by Seshadri Ramkumar
私たちの日常生活においてテキスタイルは不可欠な物質だが、中でも、不織布を主に材料とする使い捨て製品・半耐久製品は、衛生と個人保護の為に欠かせない存在となった。実際、新型コロナウイルスの流行により、文字通り命を救うアイテムとしての不織布製品の役割は、一段と確かなものになっている。 Read more
フィンランドの不織布メーカー、スオミネン社は、再生可能原料、リサイクル原料、またはプラスチックフリーの原料を用いた持続可能な各種製品を販売している。 Photo: Suominen.
コロナウイルスが付着すると光るマスクが誕生
コロナウイルスが付着した箇所を暗所で光らせることが可能なマスクフィルターを、京都府立大のチームが開発した。この新たな検出システムには、ダチョウの卵から得られた抗体が取り入れられている。開発チームは現在、国の承認を待っており、2022年には商品化される可能性もある。 Read more
付着したコロナウイルスを可視化できる、日本で開発されたフェイスマスク。 Photo: Kyoto Prefectural University.
水に浮かぶソーラーパネル
オランダ応用科学研究機構(TNO)が主催するコンソーシアムが、フロート式の柔軟な太陽エネルギーシステムの研究を開始した。2022年夏まで実施されるこのパイロットプロジェクトは、経済的にも導入しやすいオフショア太陽光発電システムの実現に向けた第一歩となる。 Read more
TNOが参加するオランダのコンソーシアムは、フロート式のフレキシブルソーラーパネルを用いた太陽エネルギー回収の実行可能性について、研究を進めている。 Photo: TNO.
感染が起きると銀ナノ粒子を放出する創傷被覆材
銀の殺菌効果はきわめて高いが、大量に暴露されれば人体にとって有害となりうる。そこで開発されたのが、感染がある場合にのみ銀ナノ粒子を放出する新たな創傷被覆技術だ。 Read more
監視カメラのアルゴリズムを妨害する新開発の衣服
ドイツのデザインスタジオ、ヴェルテルオーバーフェルが、テクニカルパートナーと協力し、AI人物認識アルゴリズムを備えた監視カメラから人々を保護する手法を開発した。試作品として作られたポンチョは、バーチャル領域に対し人を不可視化する機能を持つ。 Read more
ドイツのコンソーシアムが開発した、人の行動追跡に用いられるAIアルゴリズムを混乱させる衣服。 Photo: WertelOberfell.
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