高機能性衣類におけるコンプリートな快適性
高機能性衣料のあらゆる要求に応えるには、複数のシステムで構成されるアプローチが必要だ。
by Seshadri Ramkumar
人体に対する快適性は包括的でなくてはならない。このことが、生理面、環境面、さらに心理面での快適性の提供という究極の目標の実現のための技術を複雑なものにしている。次世代の快適衣類構造を開発するにあたり繊維・テキスタイル業界に必要なのは、期待事項を考慮に入れた上で入念な計画を立てることである。 Read more
過度の熱と湿気は、ファーストレスポンダーの熱中症やストレスや怪我のリスクを高める。こうしたリスクを軽減すべく設計された冷却ベストが、ファースト・ライン・テクノロジー社のフェーズコア(PhaseCore)だ。Photo: First Line Technology.
米国陸軍が取り組む、手袋不要のハンドウォーミング装置
陸軍省環境医学研究所(USARIEM)の科学者チームが現在開発に取り組んでいる新型装置、PhD2 (個人用加熱式手指機能補助装置)は、手袋の助けを借りずに寒冷気候で手や指を温めることを可能にする。Read more
写真のPhD2装置は試作段階だが、将来的に制服で使用できるよう、さらなるポータブル化と使いやすさを目指す作業が続いている。Photo: Dr. John Castellani (USARIEM)
製品タグが伝えるもの
by Janet Preus
本誌での仕事は、私の私生活に一風変わった影響を与えている。テキスタイル製品のタグを必ず読むことが習慣になったのだ。衣類、家庭用品、そして特にアウトドア用装備については詳しく見る。タグに求める情報が書いてなければ、外観やフィット感は確認しない。さてここで、あなたの仕事が、高リスク業務のための購買担当だと仮定してみよう。 Read more
デヴァン社が、Moov&Coolについて新たな発表
テキスタイル仕上げ加工企業であるデヴァン・ケミカルズ社が、アパレル/スポーツウェア市場向けの自社の「クールコンフォート」技術、Moov&Cool(R)の優れた特性について新たな発表を行った。2018年に導入されたこのポリマー技術は、複数の技術を組み合わせることで快適な冷感をもたらす。 Read more
欧州委員会による再生プラスチック団体が発足
欧州委員会が、プラスチックのバリューチェーンの利害関係者で構成されるサーキュラー・プラスチック・アライアンスを立ち上げた。同団体の創設は、EUにおけるサーキュラーエコノミーの推進、イノベーションの促進、プラスチック廃棄物削減、そして再生プラスチックの市場シェアの増加を目指す取り組みの一つだ。 Read more
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