ファサードが演出する、工場とオフィス棟が詩的に響きあう空間
中国の寧波市にあるエンリッチ・ライフ・バイオテックの本社は、緊張感のある幾何学的なシナジーを感じさせる。ダイヤモンドのような多面形状の本社オフィス棟と、洗練されたゆるやかなアーチを描く半円形の工場ビルは、内省を促す静かな水面越しに互いに語りかけているかのような印象を与える。それぞれの建物を引き立てるのは、PTFEメッシュを用いたスキンタイトなスリップケース・ファサードであり、工場は白、オフィス棟はグレーという異なる色使いが採用されている。 続きを読む
アドバンス テキスタイルExpo:新名称、そして進化したイベントについて
10月末から開催される初のアドバンスト テキスタイルズExpo(かつてのIFAI Expo)には、テキスタイル分野のプロフェッショナル数千人の参加が見込まれる。開催地であるオーランドは、業界のフラッグシップイベントのロケーションとして成功を収めてきた。そして今年は、再び北米サンシェーディングExpoとの提携も行われる。4日間にわたるExpoは、業界関係者とのネットワーキング、教育、製品の調達の絶好の機会でもある。本記事では、一段と魅力を増したExpoの全容を一挙紹介する。 続きを読む
学校スポーツとアウトドアファブリック:スクールスピリットを表現するバナー、防水シート等の活用
秋になって高校や大学が授業を再開する頃、屋外でのスポーツ活動も活発になる。アウトドア用ファブリックは、スポーツトレーニング、そしてスタジアムその他の施設の外観において重要な役割を果たす。 続きを読む
気候や季節を問わず活用できる屋外プレイスペースを可能にした、結合型キャノピー
紹介する幼稚園でのプロジェクトでは、フレスコ・シェイズ社が、L型デッキ部分の古くなったシェードセイルを結合型のキャノピーに交換したことで、最大限に活用できるスペースが実現した。この改修により、子どもたちは、雨の日でも屋外に出て遊びや学びを楽しめるようになった。 続きを読む
アルゴリズムを応用した新たな熱反応性ファブリック
日本のアパレルブランドA-POC ABLE ISSEY MIYAKEと、東京大学発のスタートアップ企業Nature Architectsのエンジニアチームが、2023年4月17~23日に開催されたミラノデザインウィークにおいて、デザインプロセスの革新的アプローチを発表し、アルゴリズムを活用したプロセスの自動化・合理化方法について説明した。 続きを読む
ATAが、労働力問題に対応する全米規模の団体に参加
アドバンスト テキスタイルズ協会(ATA)が、500を超える業界団体や専門家協会、企業、雇用主が設立する「トゥモローズ・ワークフォース・コアリション」に加わった。この団体は、「未来の労働力への投資の自由法」(S.722 / H.R.1477)に関連するサポートを構築する目的で結成された。 続きを読む
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