BREXITと欧州における貿易の今後
BREXITの影響の一方で、新たな長期にわたる取引関係の形成が始まっている。
by Marie O'Mahony
欧州の貿易に関して現在確実に言えるのは、今後が不確実だということだけである。現在、これまでの同盟的関係が崩れる中で、新たな忠実な関係も生まれつつある。少なくとも当初は、こうした関係からは以前と同様の金銭的メリットは得られないだろうが、長期的な取引関係のためのより安定した基盤が築かれることで、最終的には経済的な利得や発展がもたらされる可能性がある。 Read more
EUと南米南部共同市場(メルコスール)の各国(アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ)との自由貿易協定は、欧州にも大きなメリットをもたらすと予測され、推定で440億ドルの関税の節約が見込まれている。Photo: European Apparel and Textile Confederation.
IFAIの2020年スマートファブリックサミットのプランが決定
4月16~17日にワシントンDCで開催されるスマートファブリックサミットの登録受け付けがスタートしている。今年のサミットでは、「アイディエーションから商品化へ」というテーマで、スマート製品を市場にいかに送り出すかを論じる産業繊維業界のためのフォーラムも設けられる。 Read more
SEAMSが、リショアリングアワードの継続を決定
米国の縫製業協会SEAMSとリショアリング・イニシアチブが、縫製品リショアリングアワードを毎年開催することを発表した。同アワードは、製品の縫製作業の米国へのリショアリングに成功したあらゆる企業を対象とする。 Read more
体熱をエネルギーにするフレキシブルな装置
ノースカロライナ州立大学の工学研究チームが、人体からの熱エネルギーを集め健康状態をモニタリングする柔軟型デバイスを発表した。この技術には、バッテリーの再充電が不要のモニタリングデバイスを可能にするポテンシャルがある。 Read more
ノースカロライナ州立大学が改良した熱電発電装置は、効率性と柔軟性を特徴とする。Photo: Mehmet Ozturk, NC State University.
米国陸軍用の神経剤対策の新ファブリック
神経剤は、地球に存在する物質の中でも特に高い致死性を有する。神経剤の致死的な影響を食い止め、接触した危険物質を破壊するためのファブリックを、ノースウェスタン大学の研究チームが米国陸軍と共同で新たに開発した。 Read more
2019年1月13日の実地訓練演習において、防護マスクのシール部を、第200軍警察司令部と共に検査する米国陸軍予備軍の兵士。Photo: Master Sgt. Michel Sauret/Army Reserve.
手の麻痺からの回復を支援するロボット手袋
韓国系のスタートアップ企業、ネオフェクト社が、手の麻痺を抱える患者をサポートするロボット手袋の試作品を開発した。この手袋"Neomano"は、脳卒中、脊髄損傷などの病気の後で手のリハビリを行う患者を対象に設計されている。 Read more
Photo: Neofect.
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